結婚式・披露宴での余興動画を作成する際に、
感動系の動画を作りたいと思う人は多い。
→《余興成功の3原則》
こちらにも記載したが、
「笑い」×「○○○」
という複数の要素をもたせることは余興成功の鍵である。
この「○○○」に、今回は「感動」をいれて記してみる。
感動の要素である「両親への質問」
「感動」の要素を取り入れた余興動画を考えた時、必ず出てくる演出のアイディアといえば、「両親への質問」であろう。
これは、感動と同時に「サプライズ」という成功の要素を含んでおり、是非取り入れたい演出である。
その後に「両親への質問動画」を流す。
しっかり感動動画を作成すれば、泣かないものはまずいないだろう。
余興を作成した人たちですら本番は涙で前が見えなくなるだろう。結婚式披露宴というものは感動という土台にあり涙腺を緩くしているものだ。
では、どのようにすれば
両親への質問が感動する動画になるのか、POINTを伝えよう。
①必ずアポを取る。
②手土産を持っていく。
③質問内容をメモしておく。
④撮影時の注意点!
感動する動画を作るPOINT
①必ずアポを取る。
まずは、アポ取りからである。
急に新郎新婦の実家に行き、
「撮影させてください」というのは、厳禁だ。
私の経験上、うまく話せる両親もいるが、寡黙なお父さんなどは急な質問に対してうまく答えられないことが多い。
寡黙なお父さんほど、感動を生む。
普段言わない人の言葉ほど重く響く言葉はないのだ。
アポ取りの時に伝える内容で決まる。
アポ取りの内容
- はじめに結婚のお祝いの言葉
- 今回の余興の概要説明
- インタビュー形式の動画撮影の許可を取る。
- 実家へ伺う日時を決める
- 大まかな質問内容を伝えておく
- 実家へ伺う人数を伝える
- おおよその所要時間を伝える
②手土産を持っていく。
手土産を持っていくのは、
大人のマナーである。
さらにお祝いごとであるので、手ぶらで行くことは避けたい。
お邪魔したら、手土産を渡すのだが、互いに緊張をしているので打ち解けるチャンスにもなる。できれば、話が膨らむ手土産なんか持っていくと幸先が良い。
とかを持っていくと満点であろう。
③質問内容をメモしておく。
必ず頭が白くなります。
絶対にノープランで質問を開始しないこと。
質問内容はあらかじめ細かく決めておき、メモを書いておこう。
そして、ひとつづつ両親に落ち着いて聞いていこう。
質問内容は例えば、
- 子供の頃の一番の思い出
- 部活動をやっていたことの印象
- 親との喧嘩で覚えていること
- 彼・彼女の第一印象
- どんな夫婦になってもらいたいか
- ふたりに一言
などなど、質問内容は新郎新婦の個性を活かしたものでも良い。
シンプルなものでも十分である。
まずは、決めた内容をメモし、頭が真っ白にならないように努めてほしい。
④撮影時の注意点!
・相づちや笑い声が入らないように
よく、インタビュー形式の余興動画をみると両親の声と余興作成者の声が混ざっていることがある。
インタビューとは普通の会話とは違い、聞き手が質問をして、話し手が質問に対して答える。というものであり、両親が話している間に話を割って、違う話をしたり、次の質問に移ることはNGである。
また、動画を撮る以上、全ての音が収録されてしまう。
相づちもしっかりと入ってしまう。
質問をしている時は、笑ってしまうエピソードでも新郎新婦にとっては懐かしい懐かしい想い出であり、両親から聞く想い出話には目頭が熱くなるはずだ。
そんなときにあなたの笑い声がはいっていると台無しになってしまう。
過度な相づちにも十分に注意してほしい。
筆者はこういったスマートフォンに付けるマイクを使用しています。
↓
*撮影時の注意(2019.2.9 追記)
撮影時間が長くなることが多くあります。
手持ちで撮影をしていると手ブレが気になって感動動画に集中できないことがありますので、「三脚必須」です。
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・アルバムを眺めるシーンは必須
これは、余興adviserである私の経験上、感動系動画で一番泣けてくるのは、
「アルバムを眺める両親の動画」×「想い出話をする両親の声」である。
動画編集が必要であるが、可能であれば是非用いてほしい演出である。
編集が難しくても、アルバムを眺める動画が感動系の曲と一緒に流されるだけでも十分に効果がある。
感動の曲はこちらを参考に
→《結婚式の感動はこの曲で決まり!感動系余興オススメ邦楽Best5!》
「新郎新婦の涙」と「参列者の涙」の数である。
上映されている時に、ちらっと横をみて目頭を押さえている人や鼻をすする人、ハンカチで涙を拭く人。こんな人がいたら、あなたが作った余興は大成功である。
健闘を祈る。
参考投稿
→《余興成功の3原則》