人生、何事も初めての時は、色々と迷うことが多い。
何から手をつけたら良いのかわからず、右往左往してしまうものだ。
「結婚式披露宴の余興を頼まれた」ということはまさにそれである。
余興を頼まれたあなたが、
これを説明する。
先に、
〉《結婚式•披露宴の余興を頼まれたら最初にやることPart①》
を投稿しているのでこちらを一読してから続いて欲しい。
- 担当プランナーにご挨拶
- 新郎新婦の生い立ち整理
- 誰と余興をやるかを決める。
これについて詳しく説明している。
今回のPart②ではそのつづきについて話をしよう。
結婚式•披露宴の余興を頼まれたら
最初にやることPart②
会場について細かく把握しよう!
①余興に使えるスペースを確認
②扉の位置を確認
③ステージの有無と位置を確認
④柱の位置を確認
⑤照明器具は何があって何が使えるのか
⑥映像機器は何をつかっているのか確認
会場について細かく把握しよう!
余興をやるといっても、何をしたらよいか。迷う。
しかし、その前に確認しておかなければいけないことがある。
それが、どんな会場で余興をするのか。ということである。
※こんなことがあっては辛い。
会場スペースが狭くて失敗した。
Blu-rayに対応していなかった為に流れなかった。
余興の依頼を受けたものは、
必ず余興を成功しなければならない。
どれだけ、優美な踊りで、
どれだけ、秀悦な動画でも、
確認不足によっては泡と消える。
だから余興が行われる会場についてしっかりと把握する必要があるのだ。
①余興に使えるスペースを確認
これは電話でこと済む話ではない。
実際に会場に足を運び、その目で確認することが望ましいが、遠方で難しい場合は写真や動画を送ってもらおう。インターネットで写真を載せているところもあるのでそれも参考にできる。
実際にみてみると、
意外に暗い。意外に狭い。新郎新婦から意外に遠い。などという気づきがある。
その会場にあった余興を選定することも成功の近道になるであろう。
決して、「だいたい○○m四方ですよ。」という言葉でイメージして話を進めてはならない。
受験生が学校の下見に行くよりも重要なことであるので忘れないでもらいたい。
②扉の位置を確認
・参列者が出入りできるサブの扉。
・スタッフが出入りしている裏方の扉。
・実はこれ扉です的なシークレットな扉。
などなど
演出に使える扉を把握しよう。余興の内容によってはとても重宝する情報である。
③ステージの有無と位置を確認
ステージは踊りや歌などの演出で必須である。
会場によっては、ただスペースが確保されているだけのところも多い。
ステージがある場合、
広さを確実に把握し、何人がステージ上で踊れて、何人がステージ横・前なのか。
ステージの場所についてもおさえよう。
フラッシュモブ的な演出で突然テーブルから始まる余興の場合は、ステージまでの歩数も確認しておきたい。彼らの注目を引くような完璧な余興を求めるならタイミングを忘れてはならない。その為に必要な作業であるので注意したい。
④柱の位置を確認
意外にあるのがこれ。
ホテル会場ではフロアが広く、柱などの障害物はないので気にはならないが、ゲストハウスやレストランなどは、かならずフロアに数本の太い柱が居座っている。
死角ができてしまい、見えにくいテーブルがでてきてしまう。
動画作成でスクリーン上映であれば、おそらく見やすい位置にスクリーンが何個か用意されているであろう。しかし、ステージ上での演出の場合、「見えない」ということが起きてしまう。
そういった場合が、ステージ外での踊りも視野に入れ、すべてのテーブルを巻き込んだ余興を構成してもらいたい。
⑤照明器具は何があって何が使えるのか。
はじめて余興をする人は、ここまで至らないことが多い。
しかし、演出には照明は最高のエッセンスになる。
考えてもみてほしい。照明が疎かなコンサートがあるだろうか。
感動のステージには必ず照明がついてくる。
余興もなんら変りない。そこは舞台である。
スポットライトは1人を際立て、
暗闇は、無を表現する。
指示通り会場の照明を操ってもらえれば、最高の余興になるだろう。
⑥映像機器は何をつかっているのか確認
Panasonic
SONY
TOSHIBA
SHARP
などなど
動画を再生する機器は何を使っているのか。
家庭用プレーヤーであれば何でも良いと思っていると痛い目にある。
再生プレーヤーとDVDメディアとの相性というものがあるのだ。
参考サイト:DVDがDVDレコーダーで再生できない原因
信じがたいが、稀でもあるのだ。
知らなかったでは済まされない。
⑦必ずリハーサル・試写を行う
ある程度、踊りが完成し、
動画の場合も完成した際は、
是非、簡単にでもリハーサル・試写を行うことが望ましい。
遠方で厳しい場合は、
動画の場合は郵送で試写を頼むのが良いだろう。
踊りの場合は少し早めに会場入りして確認しよう。
試写は、できれば数日前に行えると、もしも再生されなかったり画角が合わなかったりするときに対応しやすい。
ひとつひとつチェックしながら確認すると良い。プランナーさんと仲良くなることで、ちょっとしたわがままを聞いてくれるようになる。強い味方をゲットしよう。
成功を祈る。