皆さまは1年間に何回くらい結婚式に招待されますか?
2013年データを見ると、年に1回程度という人が最も多い結果だそうです。
平均すると「年間1.8回」。
あなたの年齢によって少なく感じるか多く感じるかは違うと思います。
昭和50年代では1年間に約10,000組。
平成20年代では1年間に約6,000組。
少子化や晩婚化によるものなのでしょう。
昭和と平成では婚姻届数が大きく違います。
最近は「ナシ婚」たるものも増えてきているみたいです。
しかし、一方では近年、出会いを求めて、街コンやネット婚活などの
出会いの場は多様化しており、お見合い形式での婚活も
古き良きといった再評価を受けています。
さらに、婚姻数の減少に反し、1回の結婚式・披露宴にかける金額は増加しています。
新郎新婦は自身にお金をかけるだけでなく、
料理や演出など参列者がいかに満足してくれるかを考えています。
その結果、
今まで以上の斬新なイベント(余興)が求められてくるでしょう。
今回紹介するの斬新な余興は、
●オススメ度
・作成の手軽さ ★☆☆☆☆
・サプライズ感 ★★★★☆
・万人受け ★★★★☆
・参加人数 3人〜無限
●内容
結婚式では、ケーキ入刀が終わり、ファーストバイトが始まる。
まずは、新郎が小さなスプーンで新婦へ”あ〜〜ん”。
続いて、シャッターチャンスの新婦から新郎へのファーストバイト。
そこで急に会場内スタッフが慌しくなりる。そこで場内アナウンス。
『こちらのトラブルによりスプーンの準備が間に合いませんでした!』
突然の謝罪めいたアナウンスに、ざわつく参列者たち。
すると、突然照明が落ち、あたりは真っ暗になる。
機械音とともにスクリーンが降り、
新郎新婦が呆然と立つ目の前に映像が流れ始める。
そこには、勇者(友人)たちが、
大きなスプーン(本当はスコップ)を掲げている様子が映されている。
勇者たちは、『今からスプーンを届けに行く!』と叫び、
ひとりのランナーがスプーンを握りしめ、踵を返して走り出す。
映像は、一気に駅伝の実況のごとく、疾走するランナーを映し出している。
ひとりのランナーが新郎が産まれ育った故郷を走る。
途中、実家を中間地点に小学校に中学校、高校、専門学校。そして職場。と
スコップを次のランナーへと繋いでいく。
新婦の今までの生い立ちコースを走り終わった後、
バトンを託されたアンカーは、
式に参加している全ての方が知っている道を走破する。
結婚式会場への最終コース。
結婚式場の入り口から長い廊下を通り、ロビーを抜け、受付の前を通る。
そして、大きな扉の前で止まった。
映像はそこで真っ暗になり音楽も消える。
会場は一瞬の沈黙の後、一斉にスクリーンから大きな扉に視線を移す。
音楽とともに大きな扉から勇者たちはランニングウエア姿で
スプーンを掲げ、会場内を走り回るのだ。
そして、新郎新婦のもとへ行き、最後のバトン(スプーン)を渡す。
新婦はそのスプーン(スコップ)を使い、
ファーストバイトを無事に行う事ができる。
以上。
●Point
これは、映像と実際の会場をリンクさせ、
あたかも生中継でやっているように見せかける技です。
さらに、これから余興です。というタイミングではなく、
新郎新婦も不意を突かれる演出。
これは、だれもが予想していないことであり、
相当の衝撃が会場内に広がる。
ほとんどの方の注目を得る事ができるであろう。
作成には、映像作成が必須である。
撮影だけでなく編集作業を考えると手間はかかる方であろう。
しかし、どこまでを撮影するかによって手間が変わってくる。
残された時間から逆算し、撮影場所を決めてもらいたい。
普通の余興を求めていない方にはうってつけの余興といえよう。
新郎新婦だけが楽しむ余興ではなく、
全てのテーブルが笑えて、驚く。
こんな余興はいかがだろうか。