・ 結婚式での余興は期待されるもの
・ 実際に行った余興の成功例の紹介
皆さんは「結婚式」と聞いて、何を思い浮かべますか?
「結婚式に出席するゲストが楽しみにしていることベスト3」
https://www.mwed.jp/manuals/66/
第1位 新郎新婦の晴れ姿
第2位 料理・ドリンク
第3位 会場や挙式のスタイル だそうです。
では、逆に「結婚式での新郎新婦が楽しみにしていること」という
ランキングがあったとするならば‥
どんな結果になっているでしょうか。
結婚式本番まで何をしてくれるのか分からず、
自らお願いしておきながら「どんなことしてくれるの?」とか
カマをかけたり、「不倫ネタだけは言うなよ!」とか
不安なのか楽しみなのか、新郎新婦だけでなく、
参加している皆がハラハラするイベント。
それが「余興」でしょう。
する側とされる側、そして、
見ている側全てが「期待」してしまうものなのです。
では、新郎新婦への気持ちがこもっていれば
何をやっても良いのでしょうか。
やはり参加している全員の期待に
答えられるものでなければ大成功とは言えません。
・ 実際に行った余興の成功例の紹介
今回は、
「余興の成功例①走ってスプーンを結婚式会場まで届けろ!」 に続き、
成功例②について書きたいと思います。
余興を考え始めた時、まずは恋ダンスやPPAPなど、
世間を賑わしている「旬」を取り入れることは、誰もが考えることですね。
これは正解です。
誰もが知っていて誰もが楽しめるというのは、
全てのテーブルが注目するという原則を守っていますね。
【余興大成功3つの原則】の確認は、こちらから。
では、単純にステージで踊れば良いか。というとそれはNGです。
見ていて、前で踊っている人を知っている人であれば
最後まで盛り上がっているかもしれません。
しかし、それは知らない人にとってはテーブル内での談笑以下なのです。
中だるみが生じた際に、ステージから目をそらすかもしれません。
美女がミニスカで踊っていたら違うかもしれませんが。
今回、私が実際に企画し作り大成功した余興について
出演者205名!皆で踊る「恋するフォーチュンクッキー」
AKB48「恋するフォーチュンクッキー」を踊り、撮影する。
それを編集で繋げ、完成。
実際にステージでは踊らず、動画を上映のみ。
ただ踊っているだけでは、一見よくある余興ではあるが、
ここが違う!
まずは、出演者。
友人はともかく、新郎新婦の家族や親戚、知り合い、
学校の先生や先輩後輩、部活の仲間、職場の上司部下、
行きつけの居酒屋の店員、美容師、故郷の住民、など
私が手がけた、この時は
出演者数205名
ポイントは、できるだけ多くのゲストに参加してもらうこと。
もちろん結婚式に参加している人は、可能な限り踊ってもらう。
撮影場所は、どこも思い出の地。
はるばるフェリーで島を渡り、撮影をしに行き、
この時に大切だったのは、「時間」と「行動力」。
もちろん、本番は全てのステージで歓声があがりました。
人は自分が映ると分かっていれば、だれでも気になるものです。
いつ映るのだろうか。とスクリーンに釘付けになります。
全てのテーブルの人たちが。です。
ビールジョッキをもったまま最後まで口をつけない人もいました。
大成功の証である。
さらに、撮影の際、皆にはただ踊ってもらうだけで、
最後にどのような動画になるのかは伝えませんでした。
そのため、全員がある種のサプライズを楽しむことができたのです。
これから余興を考える方へ、
余興は企画の段階が勝負です。どんなことをするか、どこまでするか、
しっかりと計画を立て作っていく必要があります。
皆様の余興が成功することを祈っています。
次は、成功例③を紹介します。