結婚式の余興で動画を作成する時に必ず必要となるのは、
「動画が撮れるカメラ」である。
予算的な問題や、操作できるできないといった問題もあるが、
一眼レフカメラ or ビデオカメラ
どれが良いのか迷うところである。
近年では、スマホの著しい機能向上に負けず、一眼レフブームが再燃焼しているらしく、「カメラ女子」たるものが世には多くいるらしい。
ビデオカメラにおいても運動会以外に活躍する場を広げ、3D映像や4K画質といった高性能なものが増えてきている。
どちらも長所短所があり、迷ってしまう。
そこで今回は、結婚式の余興動画の撮影には何が良いのか。
について記し、これから余興動画に取り組むものに参考にされたし。
一眼レフ or ビデオカメラ or スマートフォン
長所と短所を活かせ!
結婚式の余興で動画を作成する際には、それぞれの特徴を活かして動画を撮影しよう。
この検証は、購入に際する予算や負担に関しては度外視している。あくまでも性能についてであるので悪しからず。
一眼レフカメラでの動画
●メリット
なんといっても一眼レフカメラのメリットは
レンズを自由に取り替えるということである。
何が良いのかというと、
レンズを取り替えることで、自由自在に「ぼかし」が可能になる。
一眼レフの写真をイメージすると、なんとも言えないぼかし具合が、それとなく撮った写真をそれなりに見せてくれる。そのぼかしが動画にも同じように入るのだ。
この写真のように手前をぼかし、ピントを奥に合わせる。
まるで映画のワンシーンのような絞りを利かした映像が誰にでも撮影できるのだ。
持っている人は是非これを使ってもらいたい。
●デメリット
一眼レフカメラでの動画撮影のデメリットは、
長時間撮影に向いていない。ということである。
バッテリーが長時間撮影ようには作られていないのだ。
予備バッテリーを2個ほどポッケに入れて挑みたい。
さらには、メモリも同様に購入当時の記録媒体では容量が足りない可能性が多い。
こちらも予備のメモリ媒体を数個持ち歩きたい。
結婚式の余興目線でいうと、一眼レフカメラは、「目立つ」。
サプライズや隠し撮りには向いていないだろう。
ビデオカメラでの動画
●メリット
これは、きっともって「ズーム機能」であろう。
今のビデオカメラのズーム機能には度肝を抜く。しかもズームしても手振れをしないのだから二度驚く。
このズーム機能を使えば遠くから、新郎新婦を隠し撮りすることができる。
そんなサプライズを考えているものには御誂え向きのカメラといったところであろう。
また、一眼レフとは反対で、長時間の撮影に向いている。
そのように設計されているからだ。
電池もメモリも心配に及ばない。
さらに、集音機能も優れている。
周りのひとの会話が離れていても録音できる。
これは、一眼レフやスマートフォンにない機能であろう。
●デメリット
よほど高価なビデオカメラでない限り、「ぼかし」が難しい。
画面全てにピントが合ってしまうからだ。
また、ビデオカメラでは一眼レフカメラにくらべてセンサー部分のサイズが小さいため、
夜や暗転するシーンの撮影には向いていない。
暗闇で、ろうそくを持って廊下を…。といったホラー風の映像には適しているのかもしれない。
一眼レフカメラ or ビデオカメラ。
どちらのメリットデメリットを理解することで、シーンに合わせたカメラの選定ができそうだ。
しかし、どちらも持ち合わせていない場合は、
余興adviserである私も、実際に、スマホ動画での余興作成を何回も行っている。
スマホは軽いし隠しやすい。
動画が撮れるカメラといったら、ドローンやGoProといったアクションカメラもある。
まずは、もっているもので試してほしい。
素敵な結婚式の余興動画の完成を祈っている。