斬新な余興を紹介しよう。
斬新と言ってもファーストバイト用のスプーンを走って運ぶ。といった奇抜なものではない。参考:《ファーストバイト用のスプーンを走って会場に届けろ!》
ちゃんと司会の言う通りに余興の時間に余興を披露するものである。
今回の、結婚式の余興のネタは
「クロマキー合成で作るPV動画」である。
クロマキー合成とは、
映像を特定の色だけ一部透明にし、そこに別の映像を合成する技術。
分かりやすく言うと、グリーンやブルーなど単色のスクリーンを背景に映像を撮影し、編集ソフトでその背景色を透明に加工、透明になったところに他の映像を合成するといった方法のことである。
今では、テレビをつけるとどこの番組もこのクロマキー合成を使っている。
特に、ニュース番組や天気予報のシーンなどはほとんどがそうであろう。
クロマキー合成が余興とどう繋がっていくのか、話を先に進めよう。
余興動画でクロマキー合成
今回、私が実際に結婚式の余興で友人のために作成した「クロマキー合成」での余興動画について具体的に説明しよう。
・オススメ度
・作成の手軽さ ★★☆☆☆
・サプライズ感 ★★★★☆
・万人受け ★★★★★
・参加人数 3人〜無限
撮影は、基本的にグリーンやブルーのスクリーンの前で行うため、そこまで手間ではない。色々なところで撮影する他の余興動画と違って、移動時間も省ける。
しかし、編集作業には骨が折れる。
もしもあなたが結婚式の余興で、PV(プロモーションビデオ)のクロマキー合成をしようと思うのであればかなりの覚悟と時間が必要である。
しかし、完成した動画には見慣れたPVに友人が登場していたら、それを見せつけられた新郎新婦は開いた口がふさがらないだろう。また、参列者全員が冷えたビールを片手に口をつけることなく見入ってしまうだろう。
万人受けは文句無しの星5つ!
・クロマキー合成に必要なもの(PVでの合成の場合)
- PV(プロモーションビデオ)
- 巨大なブルーシート(クロマキー合成用のスクリーンがあるのであれば100点)
- それを広げられる大きな部屋
- カメラ(タブレットでもOK)
- iMovie(編集ソフト)
私の場合、ブルーシートはホーマックで3m×5mくらいのを3000円程度で購入。
撮影場所は、職場を利用した。
・合成するとどうなるのか
左図がスクリーンの前で撮影した映像で、
「ブルー色」を透明して、PVを合成して、右図になる。
これを、PVの様々シーンで行う。
実際のPVでの歌手の動きに合わせてスクリーンの前で踊り撮影する。
この図は、三代目 J Soul Brothers/ Summer Madness
ゲストの後ろには今市君がいる。
彼が太っていてることも合成が成功した要因であろう。
PVには何十ものカット数があり、すべてをクロマキー合成するのは、難儀である。
そのため、結婚式の余興で作成するものであれば、途中に新郎新婦の地元や学校、職場など参列者が見てわかる内容のものを挿すと、会場は盛り上がる。
参考投稿
→《【余興成功の3原則】これで結婚式の余興が盛り上がる!》
手間がかかる余興ではあるが、凝った動画を作成することで思いを形にしよう!
余興成功、健闘を祈る。